総展望

GⅢ

GⅢ第32回住之江王冠競走(マスターズリーグ第2戦)

6月22日(金)23日(土)24日(日)25日(月)26日(火)27日(水)

名人級がそろうシリーズ、地元太田和美がリーダー格か

近畿地方の今年の梅雨は温度、降雨量ともやや高めと言う予報。そんなモヤモヤを吹き飛ばしてくれそうなのが、「G3第32回住之江王冠競走(マスターズリーグ第2戦)」で、6月22日から6月27日のまで6日間開催される。
新勝率適用は7月からで、出走表にはまだA2と表示される太田和美だが、しっかりリハビリ期間を終え、A1の7.79でG1、SG戦線に復帰する。5月の時点ですでにV3をマークしているが、このマスターズリーグも有力なV候補。一味違う自在ハンドルを駆使してシリーズを盛り上げそうだ。同期、同支部の野添貴裕も今年は最高のリズム。近畿ダービー制覇は最高のカンフル剤になったようで、若手顔負けのスピード攻勢が光っている。
遠征組の筆頭格は市川哲也か。SG戦線からは外れてしまった感じだが、永遠のスタート野郎は健在。鉄腕ハンドルもベテランぞろいの中では目立つはず。スピードターンなら太田、野添と同期の仲口博崇か。センター辺りから全速で握って回るターンは迫力満点。逆に小技のうまさは平石和男。展開を見極めた自在ハンドルは、いぶし銀の味わい。
マスターズリーグがおもしろいのは前づけ合戦。現在のように3対3のスタイルではなく、前づけ艇でスタート隊形が乱れ、推理要素がグンと増す。藤丸光一、吉田一郎、吉川昭男がそのレースに存在するだけで波乱含みの一戦となる。
あとは、年齢を重ねるごとにレースが若くなっている感じの渡邊伸太郎に、自在巧者として確かな年輪を重ねている安田政彦、久々の住之江だが、洗練されたレース運びが印象的な新美恵一もマークしたい実力者。A2だが、堤昇、木村光宏、北川幸典にも注目したい。

初日・第12レース「ドリーム戦」出場予定選手

  • 3557A2

    太田和美
    (大阪)

  • 3499A1

    市川哲也
    (広島)

  • 3251A1

    平石和男
    (埼玉)

  • 3555A1

    野添貴裕
    (大阪)

  • 3554A1

    仲口博崇
    (愛知)

  • 3582A1

    吉川昭男
    (滋賀)

【予備】 3572 安田政彦(兵庫)、3297 藤丸光一(福岡)

A2降格が気持ちの切り替えになった?

3557A2

太田和美(大阪)

デビューした時からスター選手だった太田和美。69期は銀河系85期と比較されるエリート軍団だった。ざっとSG覇者を並べると三嶌誠司、仲口博崇、田中信一郎、山本浩次、そして太田と5選手もいる。同期で今は解説者として活躍されている野中文江さんによると、本栖湖訓練時代は、年長組と、年少組に派が分かれていたらしいが、活躍しているのは年少組である。どちらかと言えば年少組の方が意見交換が活発で、訓練自体から目立っていたらしい。その中のナンバーワンが太田であり、住之江で2、2、1、2、1、⑤の鮮烈デビュー。さっそくついたあだ名が「怪物君」で、それからの航跡はいまさら語るまでもない。「SGに対する気構えと言っても、毎年何回か行っているわけやから、特に今回は…という感想はないです」と、苦笑する姿はまさにスター街道を驀進(ばくしん)してきた選手らしいコメントだったが、今回久しぶりにA2ランクに降格(出走回数不足)したことで気持ちを切り替えることができたらしい。「新・怪物君」に期待したいものだ。

全国過去3節
データは前検日に更新いたします

:優勝戦